ミッション サンミゲル アルカンジェル
Mission San Miguel Arcangel
ミッション サンミゲル アルカンジェル(Mission San Miguel Arcangel)は、サン・ルイス・オビスポ カウンティの北部、ロサンゼルスから北西に約180マイル(288km)、サンフランシスコから南東に約170マイル(272km)と、両都市のほぼ中間、パソ・ロブレスから北へ約8.8マイル(14km)にあるスペインのミッション。
⇒ ミッション サンミゲル アルカンジェルの場所と行き方
ミッション サンミゲル アルカンジェルの歴史
大天使サンミゲルにちなんで名付けられたミッション サンミゲル アルカンジェルは、1797年にフランシスコ会の父フェルミン・フランシスコ・デ・ラスエン(Fermin Francisco de Lasuen)によって、北のミッション サンアントニオ(Mission San Antonio)と南のミッション サンルイスオビスポ(Mission San Luis Obispo)のギャップを埋める役割として設立された。
1806年に火事で焼失したが、1816年に石造りの基礎が築かれ、1821年にアドビ・ブロックやタイルを使い、エステバン・マンラス(Esteban Munras)のフレスコ画と共に完成した。
メキシコ独立運動でスペイン人が撤退した1834年以後、民間の管理下に置かれ、ホテルやサルーンなどに改装されたが、1859年に第15代大統領ジェームズ・ブキャナン(James Buchanan)により、ミッションの建物とその周辺の財産をカトリック教会に返還され、1878年にサンミゲル教区が設立されたが、1928年に聖バルバラのフランシスコ会修道士によって統治されるようになった。1971年にアメリカ合衆国 国家歴史登録財に登録され、2006年にはアメリカ合衆国 国定歴史建造物に指定された。
サンシメオン地震で被災
2003年12月22日のサンシメオン地震により、震源地から34マイル(54.4km)の場所にある、ミッション サンミゲル アルカンジェルは震災に見舞われ、2009年9月29日の聖ミカエル大天使祭の日にミサが祝われ、その3日後に再開を記念するための儀式が行われた。
資料協力:カリフォルニア観光局
ミッション サンミゲル アルカンジェルの場所と行き方
Mission San Miguel Arcangel 775 Mission St, San Miguel, CA
ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
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