パソ・ロブレス Paso Robles

パソ・ロブレス Paso Robles

パソ・ロブレス(Paso Robles)は、サン・ルイス・オビスポ カウンティの北部、ロサンゼルスから北西に約175マイル(280km)、サンフランシスコから南東に約175マイル(280km)と、両都市の中間に位置する。カリフォルニア・ワイン・カントリー セントラルコーストCentral Coast of California)の中心の街として名高い。
パソ・ロブレスの場所と行き方

パソ・ロブレスの歴史

パソ・ロブレス Paso Robles

パソ・ロブレスには温泉があり、ネイティブアメリカン サリナンインディアン(Salinan Indians)が、「スプリングス」と名付けていたが、1700年代にスペインのフランシスコ会の人々がこの地域に入植してきてパソ・ロブレスと呼ぶようになった。その頃にミッションワインを造るために、ブドウの木が植えられた。
19世紀には温泉と冷泉を中心とした観光地として栄え、1889年に市となった。この頃、パソ・ロブレスにはアーモンド果樹園が多く有り「アーモンドシティ」とも呼ばれていた。
1880年代に商業ワイナリーが立ち上げられ、ワイン産業は発展し、現在のパソ・ロブレスには、200以上のワイナリーと26,000以上のヴィンヤード(ブドウ畑)がある。

テイスティングルームやワイナリー

パソ・ロブレス Paso Robles

パソ・ロブレスのダウンタウンでは、14軒以上のワイナリーがテイスティングルームをオープンしている。ワイナリーを巡るのであれば、州道46号線沿いにワイナリーが点在している。おススメは、古い駅馬車の停留所跡地に建てられたウエスタン・スタイルの大きなサルーンがあるトビン・ジェームス・セラーズTOBIN JAMES CELLARS)。ゲストのもてなしは近隣ワイナリーの中で群を抜いているエバール・ワイナリーEBERLE WINERY)、オーナーのゲイリーはパソ・ロブレスではパイオニア的存在だ。パソ・ロブレスのレストランやワイン通が必ず勧めるというラヴェンチュール・ワイナリーL’AVENTURE WINERY)。他には、美しい庭園や巨大な彫刻があるスカルプテラ・ワイナリー(Sculpterra Winery)。ヴィーニャ・ロブレス(Vina Robles)には野外円形劇場があり、日本でも有名な一流のミュージシャン達がコンサートを行う。

資料協力:カリフォルニア観光局、Paso Robles Wine Country Alliance、桑田英彦

パソ・ロブレスの場所と行き方

Paso Robles Chamber Visitor Center 1225 Park St, Paso Robles, CA
ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。

 ⇒ 大きな地図で見る